高血圧がなぜ悪い?

高血圧ってよく聞きます。

でも、何が悪いのかよくわからない、、
と放置していませんか?

なぜ高血圧が悪いのかを知れば、高い血圧は下げないとときっと思うはずです。
先ずは血圧のなりたちから覗いてみましょう。

高血圧とは血液が血管を押す圧力が高くなっている状態を言います。
高血圧の診断基準は上が140mmHg以上、下が90mmHg以上です。
年齢が上がるにつれ高血圧のある人は増加し、60歳代では男女ともに
約6割、70代では男性の約8割、女性の約7割にみられます。

血圧が上がる原因の一つに加齢がありますが、それよりも大きな原因は

血管に与えるダメージが長く続く要因となる生活習慣にあります。
その習慣とは、塩分を多く摂りすぎる食生活や過度の飲酒
また、運動不足や喫煙といった身近なものです。

このような生活習慣を続けていると血管がダメージを受けて
弾力がなくなり血圧が上がりやすくなります。

高血圧を放置するのがなぜ悪いのか?
高血圧はあってもなかなか症状には現れません。
しかし、放置しておく事で突然大きな病気を引き起こすことになります。

高血圧が寝たきりの原因に?


例えば、寝たきりの原因としてあげられる脳卒中。
脳卒中には脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などがあります。
高血圧があると脳卒中の発症リスクは上がります。

また、腎臓の働きが低下する腎不全については初期には自覚症状がないため
気が付かない間に進行していることがあります。
腎臓がほとんど機能しなくなり透析療法が必要になる末期腎不全も
高血圧があるだけで、そのリスクは男性で約8倍、女性では2倍になるのです。

その他、心筋梗塞や認知症など、様々な病気のリスクがあがることも報告されています。
高血圧はなかなか症状としては現れないので会社の健康診断で初めて気付くことも多いのです。
また、若い時は血圧が正常範囲であっても、加齢とともに高血圧になっていることも多く
定期的な健康診断をすることは自分の体を知る上でも大切なことです。

 

高血圧は脳・心臓・腎臓に悪影響を及ぼします。
すでに高血圧のある人でも、生活習慣病の改善やお薬の服用で血圧を下げ、重篤な病気の
発症リスクを抑えることが可能になります。
血管を管理することは、即ち脳や心臓、腎臓の大切な身体を守ることになります。

 

つるた内科クリニックでは、最新の動脈硬化測定機器を導入しています。
血管の硬さや血管年齢、また、動脈硬化になる一歩手前の血管内皮機能障害の検査をすることで
動脈硬化進行の程度がわかります。

血圧を下げることはあくまで通過点であり、その先にある脳や心臓、腎臓を守るために治療が
必要なのです。
つるた内科クリニックでは、患者さまに十分な問診をさせて頂いた上で治療をすすめていきます。
高血圧のお薬は単に血圧を下げるだけでなく、大切な臓器を守るために必要なものです。
きちんとお薬の飲む目的を理解していただき、飲み続ける意欲をもっていただければと思います。