禁煙外来について
タバコは止めたいと思っていてもなかなか止められない、禁煙しても長続きしないからと言ってあきらめてはいませんか?
タバコに含まれるニコチンは中毒性が非常に強く、強い意志をもっても簡単には止められないのが現状です。
ですが、タバコは心筋梗塞や脳卒中の原因となり、また肺気腫や慢性気管支炎など様々な病気を引き起こします。
つるた内科クリニックでは禁煙外来を行っております。
禁煙補助薬による治療を行うことにより、患者さまの禁煙を最大限にサポート致します。
禁煙外来の保険適応
禁煙外来は、平成18年6月から保険適用になっています。
ただし、下記の項目にすべて当てはまる事が条件となりますのでご注意ください。
- ただちに禁煙の開始を希望している
- TDS(ニコチン依存症のスクリーニングテスト)の結果が5点以上である
- 35歳以上の方は、1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上である
- 禁煙外来を受けることを書面で同意された方
禁煙治療の流れ
禁煙治療は12週間が基本です。診察を合計5回受けることになります。
最も大切なことは、医師に相談なく中断しないこと。
「1度、診察を受けたから、あとは自分の力で禁煙できる」と、受診をやめる人がいますが、そうした人の禁煙成功率は低いことがわかっています。
最初の診察で行うこと
1.ニコチン依存症かどうかチェック!
ニコチン依存症のチェックをして、保険診療を受けられるかどうか確認します。2.一酸化炭素濃度の測定
あなたの息に一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)がどれくらい含まれているか、確認します。3.「禁煙開始日」を決定し、禁煙宣言
あなたの禁煙開始日を決定し、「禁煙宣言書」にサインします。4.禁煙経験の確認とアドバイス
健康状態やこれまでの喫煙・禁煙歴を確認します。ニコチン切れ症状の対処法など、あなたに合ったアドバイスを行います。5.禁煙補助薬の選択
禁煙補助薬の特徴と使用方法を説明します。(注)過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しない場合は、自由診療となります。
2回目以降の診察
1.診察:喫煙(禁煙)状況の確認、体調チェックなど
2.呼気中の一酸化炭素量濃度の測定
3.禁煙を継続するためのアドバイス(ニコチン依存症の対処法など)
4.禁煙補助薬の効果の確認、副作用の対応など
寝たきり原因の第1位は脳卒中であり、第2位は認知症です。
脳卒中のリスク因子には、高血圧、糖尿病、動脈硬化、タバコなどがあります。またタバコは、高血圧、糖尿病、動脈硬化の原因でもあります。
また、認知症についても、タバコを吸っていると、アルツハイマー型認知症になりやすいことがわかっています。
年齢を重ねても元気で毎日を楽しむことができるよう、今から健康な体づくりを始めませんか?
その第一歩が禁煙です。ぜひ、私たちと一緒に禁煙をはじめましょう。
どうぞ、お気軽にお問合せください。